焼いた野菜が好きなんですということで、
その昔、友人のお店を手伝って週末料理人をしていたときの定番パスタ、「焼き野菜のフェデリーニ」です。
オリーブオイルとバルサミコ酢、醤油などを混ぜたドレッシングというかマリネ液のようなものに、焼けたものから野菜を放り込んで簡単にマリネしていき、茹で上がったパスタもその中で和えます。
焼いた野菜の風味を味わう、ふんわりやさしい味です。
季節によって素材は変わりますが、今回は初夏バージョンということで、茄子、アスパラ、赤ピーマン、ズッキーニで。
他に、オクラ、空豆、辛くない青唐(万願寺唐辛子、伏見唐辛子、甘長唐辛子など)、ししとう、ゴーヤなんかもいいと思います。

●材料
パスタ(1.4mmフェデリーニ)、茄子、ズッキーニ、赤ピーマン、アスパラガス、トマト、ニンニク、唐辛子、バルサミコ、醤油、アンチョビ、パルメザンチーズ(粉)、オリーブオイル、塩、黒胡椒、
●作り方
大きなボウルに、できるだけ細かく刻んだニンニク(一人分1/3~1/2かけ程度)、輪切りの赤唐辛子、(できたら皮をむいて)ざく切りにしたトマト、刻んだアンチョビ(同フィレ1枚)、オリーブオイル、バルサミコ(小2-3)、醤油(小2-3)、黒胡椒を入れて混ぜておく。
焼き網かグリルパンを熱して薄くオイルを塗る。
別のボウルにオリーブオイルを入れる。
7-8mm厚さに切った茄子とズッキーニ、根元の皮を剥き3-4cm長さの斜め切りにしたアスパラ、7-8mm幅に切ったカラーピーマンを、ボウルのオリーブオイルをまぶしながら焼いていく。
焼けたものから大きい方のボウルに放り込み、和える。
フェデリーニは茹で時間が短いので、野菜が半分くらい焼けたところで茹で始める。
茹で上がったらよく水気を切り、ボウルに入れてよく混ぜる。味をみて塩で調整。
皿に盛り、黒胡椒を挽き、オリーブオイルをまわしかけ、おろしたパルメザンチーズをかける。