魚をのっけて土鍋で蒸しましたその2。
さっと皮目を炙ったそろそろ名残の鰆を、旬まっさかりの春キャベツに乗せて蒸し焼きに。
あさりを加えても美味しいですが、今回はシンプルに。
使うお酒は、あまり甘口ではないものを。
飲んで美味しいものの方が、やっぱり料理にしても美味しいと思います。
鰆の代わりに鯖でも美味しいです。
その場合、酒を白ワインに、生姜の代わりにローズマリーやクミンシード、というのも。
どちらの場合も、短時間で蒸すので、キャベツはぜひやわらかい春キャベツで。
>鯛のわかめ蒸し
>豚と野菜の蒸しもの
●材料
鰆切り身、春キャベツ、生姜、酒、塩、醤油
●作り方
鰆は両面に強めに塩をしてしばらく(10分以上、できたら30分くらい)置く。
出た水気を拭き、皮に切り目を入れる。
もう一度軽〜く塩をし、焼き網かグリルで皮側だけ、焼き色がつくくらい強火でさっと焼く。
生姜は皮をむき、細切りに。
土鍋にちぎった春キャベツをぎっしり敷き、軽く塩をする。
鰆を乗せ、酒(大さじ4-5)をふりかけ、生姜を散らして蓋をして強火にかける。
ふいてきたら弱火にして3分蒸し、火を消して3分蒸らす。
仕上げに醤油をほんのひと垂らし。
※分量と時間は、写真の小さめの切り身、内径17-8cmの土鍋の場合。
量が多い場合は加減してください。
理想は、鰆がふんわり、春キャベツが柔らかく火が入って、汁気が少し残るくらい。