サバ缶梅干しカレー

サバの水煮缶詰を、シャープな辛味と酸味を効かせた、さらっとしたカレーに仕立てました。

辛味に青唐辛子、酸味には梅干し。ホールのスパイスはクミンとフェンネル、パウダースパイスはターメリックとカイエンペッパー。

サバ缶のうまさをカレー寄りにちょっと後押しする感じで、玉ねぎもトマトもスパイスも加熱時間も最小限にしました。

一人分なら炒め3分、煮込み10分ちょっとで出来上がります。

写真ではサバ缶感強調でこういう盛り付けにしましたが、これはちょっと面倒なので、サバの身をざっくり崩しながら煮て、普通にカレーライスっぽく盛るのがいいと思います。今回ご飯はもち麦ご飯ですが、こういうさらさらしたカレーには硬めに炊いたご飯が合います。もちろんインディカ米もいいと思います。

梅干しは、塩分22%のしょっぱいもの（直径2-2.5cm=約10g）を使うと、梅干し一つで酸味も塩分もちょうどよい塩梅になりました。（梅だけに）

カレーをやる方はお察しかと思いますが、南インドあたりの料理が元になっています。

なのでもちろんスパイスはマスタードシードやカレーリーフなんかを使ってもいいのですが、でも、これはこれで美味しいです。

仕上げにココナッツミルクを使うとまた別のカレーになりますが、それはまたの機会に。

前にやったサバ水煮缶を使ったカレーはこちら。

まだ自分的第２次スパイスブーム以前なので、カレー粉と小麦粉で作っていますね。

続きに詳しいレシピを。

●材料（1人分）

サラダ油　小さじ２

ホールスパイス

　クミンシード　小さじ1/2

　フェンネルシード　小さじ1/4（2-3つまみ）

玉ねぎ　1/6

ニンニク、生姜　おろして合わせて大さじ１

青唐辛子　1-2本

ホールトマト　1/4カップ

梅干し　1-2個

パウダースパイス

　ターメリック　小さじ1/4

　カイエンペッパー　小さじ1/2（お好みで増やしても）

サバ水煮缶　1缶（190g）

ご飯（麦飯）　適量

生姜　

香菜（あれば）

紫玉ねぎ（あれば）

ししとう　2-3本

●作り方

用意）

玉ねぎは長めみじん切り（2mm×10mmくらい）に切る。

ニンニクと生姜はおろし、青唐辛子は小口切りに、

梅干しは果肉を刻んでおく。

トッピング用の生姜と香菜、紫玉ねぎは刻んでおく。

ししとうは破裂防止に切れ目を入れ、塩少々を加えた油で焼き付けて取り出しておく。

作る）

小鍋にサラダ油、ホールスパイスを入れて弱火にかけ、香りを出す。

鍋を揺すりながらクミンから泡がでてうっすら色づいてきたら玉ねぎを加え、中火で3-5分炒める。

（今回はあっさりカレーにするので色づくまで炒める必要はない）

弱火にしておろしニンニク生姜と青唐辛子を入れて軽く炒める。

ホールトマト、パウダースパイス、梅干し（種も）入れて水分が飛ぶまで炒め合わせる。

鯖缶の汁、水100ccを加えて沸騰したら蓋をして弱火にして8分程度煮る。

サバの身を加え、ざっくり崩しながら温まるまで煮る。

味を見て塩で調整し、火を止める。

盛り付け）

器にごはん、カレーを盛り、ししとうを乗せ、生姜、香菜、紫玉ねぎを散らす。