春の山菜のてんぷらはこの時期ならではの美味しさですが、値段もそこそこしますし、ふだん揚げ物しない人にはちょっとハードル高いかもしれません。そこで、捨てられがちな野菜の根っこを野菜室のポリ袋に溜めておいて、粉を振って揚げるだけの「根っこ揚げ」はいかがでしょう。
秋田あたりでは、セリは根ごときりたんぽに入れたり、根だけ天ぷらにして食べるそうです。
パクチーも香りが強い根を料理に使ったりしますね。
太いネギは半分か4つ割にし、細ネギならそのまま。
しばらく水に放して根に噛んでいる泥をふやかしてよく洗い、からっと揚げれば塩を振るだけでちょっとしたおつまみになります。
※)水耕栽培のセリは、根がスポンジと一体化していて根が使えないものもあります。
↓続きに詳しいレシピ。
●材料
根っこ 適宜
(細ネギ、長ネギ、セリ、パクチーなどあるもので)
サラダ油 適宜
塩 適宜
●作り方
根っこは水に放してしばらく置いて泥をふやかして竹串などで掃除し、水気をよく拭き取っておく。
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鍋かフライパンに油を熱する。
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根っこをザルに入れ、小麦粉を振り入れてまぶし、余分な粉を落とす。
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油に根っこを入れ(最初はしばらくいじらない)時々返してからっと揚げる。
少量なら、低めの温度で入れ、色がつくまで徐々に温度を揚げていくとうまくいく。
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ペーパーなどに取り、油を切る。
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塩を振る。
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ビールを飲む。
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うまい。
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