秋刀魚といえば、はらわたを使わないわけにはいきません。
刺身をわた醤油で食べるものなかなかオツなものですが、
わた醤油に秋刀魚の身をしばらく漬けて、丼にしてみました。
わたと醤油だけだとやや苦みが強く尖った感じがするので、わたは単体で熱し酒を加え臭みを抜き、みりんの甘みと卵黄のマイルドさとコクを足し食べやすくリッチな味わいに。
ご飯にスダチをしぼり、簡易すし飯にしても。
●材料(一人分)
秋刀魚1尾、卵黄1個分、海苔(味ついてないもの)、酒小さじ2、醤油大さじ1、みりん小さじ1~2、ショウガ1かけ、好みでスダチ1/2個
●作り方
秋刀魚は頭を落とし、内蔵を出す。(前のほうの赤い部分は外した方が食べやすいが、好きな人はそのままでも)身は洗って水気をよく拭き、とりあえずまた冷蔵庫へ。
内蔵はさわってみてウロコを呑んでないか確認。あれば前半分を捨てるか、うろこをしごき出す。庖丁でよく叩き、鍋に入れて中火で熱する。脂が溶けてぐつぐつしてきたら、酒、醤油、みりんを入れて一煮立ちしたら火を止めてボウルに移し、冷水にあてて冷ます。
秋刀魚の身を三枚におろす。腹骨をすきとり、血合い骨(身の中央にある細かい骨)は骨抜きで抜くかその部分の身ごと細く切り取る。長さを半分くらいに切り、漬け汁に浸してラップし、冷蔵庫で3-40分ほど漬けておく。
炊きたてのご飯にさっと炙った海苔をもんで散らし、その上に削ぎ切りにした秋刀魚を並べる。漬け汁をまわしかけ、卵黄を乗せ、おろしショウガを添える。
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